

集客ブログ構築サポーターの瀬戸内ことりです。
この記事は、以下のようなお悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記事です。
- ブログを書こうとすると手が止まってしまう
- 書き始める前にネタや構成でつまずき、公開までたどり着けない
- 頭の中にアイデアはあるのに、うまく言葉にできない
- 「今日は何書くの?」と毎回 悩んでしまい、進まない
- 書けない自分に落ち込み、継続できずにいる
- 1. ブログが書けない・・・と悩む前に “問い” を使おう
- 2. 書き出す前に使える思考整理の問いかけ4ステップ
- 2.1. Step1.「伝えたいことは何ですか (何について書きますか)?」
- 2.2. Step2.「誰に伝えたいですか?」
- 2.3. Step3.「その人はどんな悩みを持っていますか?」
- 2.4. Step4. 伝えたいことをザッと箇条書きで書き出す
- 3. ことり式ブログ記事設計の基本手順
- 3.1. 箇条書きを3~5つの箱に分類
- 3.2. 読者が知りたい順に並べ替える
- 3.3. タイトルと見出しがズレていないか確認
- 3.4. 迷ったときに効く「つまり何?」の問い
- 3.4.1. 「『これ』って何?」指示語に注意
- 3.4.2. 「この言葉、初心者に伝わる?」専門用語を避ける
- 4. 書けない原因は「整理不足」と「焦り」
- 5. あなたの “問い” がブログを動かす
ブログが書けない・・・と悩む前に “問い” を使おう
「ブログを書こうと思っても手が止まる」「何を書いていいか分からない」と感じたことはありませんか?
多くの初心者さんが陥るのは、“ブログを1記事まるごと完成させる” ことを「1つのタスク」として捉えてしまう罠です。
実際には、ブログはとても手数のかかる作業です。
- ネタ探し
- 構成 (目次・見出し) 作成
- 本文作成
- 画像作成
- 画像のリサイズ・圧縮
- 画像挿入・alt 設定
- アイキャッチの設定
- メタディスクリプションの設定
- スラッグの設定
- 見直し
- 公開
細かい工程がたくさんあります。
だからこそ必要なのは思考整理の問いかけ。
この問いを自分に投げかけるだけで、書けない原因がほどけ、次の一歩が見えるようになります。
書き出す前に使える思考整理の問いかけ4ステップ
Step1.「伝えたいことは何ですか (何について書きますか)?」
まずは「何を書くか」を定めましょう。
ブログ1記事=1テーマです。
- 朝活のメリット
- フリーランスの時間管理
- 詐欺に遭った経験から学んだこと
など、1メッセージに絞ることで迷わずスタートできます。
Step2.「誰に伝えたいですか?」
次に、読んでもらいたい相手をはっきりさせましょう。
例えば

会社員のお給料だけでは家計が厳しい・・・。
副業に取り組みたいけど、何から始めればいいか分からない・・・。
と思っている30代の既婚女性。
など。
相手が定まれば、言葉遣いや例え話の選び方も自然と決まります。
「自分と同じ悩みを持っていた過去の自分」を想定するのもおすすめ。
自分がつまずいたところ、知りたかった情報などがスムーズに出てくるはずです。
Step3.「その人はどんな悩みを持っていますか?」
相手の悩みや疑問を想像しましょう。

副業に取り組むには、まず何から始めればいい?

サラリーマンを続けながらの副業は、時間が足りないんじゃないだろうか?

本当に収入になるのかなぁ?
など、相手の頭の中を想像することで、伝えるべき内容がクリアになります。
例えば、「朝活のメリット」について書くなら、想定読者の悩み (思考) としては、

早起きして朝活に参加したいけど眠くて起きられないのよね・・・。

朝活の団体がたくさんありすぎて、どれが自分に合うのかわからないのよね・・・。
などが考えられます。
Step4. 伝えたいことをザッと箇条書きで書き出す
ここでは構成を気にせず、思いついた順に箇条書きにしていきます。
後で並べ替え・整頓がしやすいマインドマップがおすすめ。
音声入力が使えればラクですね。
後で整理するので、思い浮かぶモノ・コトをすべて出し切ります。
たとえば、「ブログ継続のコツ」について書くとしたら、
- 書く時間を決める
- 完璧を求めない
- ネタ帳をつける
- 下書き保存を活用する
など、思いつくことをどんどん書いてください。
ことり式ブログ記事設計の基本手順
箇条書きを3~5つの箱に分類
出てきたネタを「3~5つのグループ」に分けてみましょう。
例えば、「副業の始め方」なら、
- 心構え
- おすすめの副業
- 続けるためのコツ
この3~5つの「箱」を「大見出し」とします。
読者が知りたい順に並べ替える
ブログは、読者にとって読みやすく、情報は読者が欲しがる順に提示されなければなりません。
書き手の頭の中の順番ではなく、読者が「知りたい順番」に並べてください。
例えば、ランチの美味しいお店を紹介する記事を書くとしたら。
読者が最初に欲しがるのはどんな情報でしょう?
想定読者が今、友達と一緒にいて、「どこでランチする?」と相談しているとします。
この場合、「いま営業しているのかどうか」が重要。
ですから、初めに案内すべきは「おすすめのメニュー」ではなく、
- 定休日
- 営業時間
- 空席があるかどうか
といったところでしょうか。
文章を読ませようとして (おそらく滞在時間を延ばそうとして) 店舗の基本情報 (営業時間など) を最後に書いてる記事が多いですよねぇ。

私だったら記事の最初に書くけどな。
タイトルと見出しがズレていないか確認
タイトルで○○について書くと宣言したのに、見出しに全く出てこないといった状態は、読者の混乱を招きます。
構成を見直すときは、タイトルと見出しが同じ方向を向いているかどうかを確認してください。
もしズレていたら、その話題は “別の記事ネタ” としてストックしておきましょう。
迷ったときに効く「つまり何?」の問い
執筆中に文章が迷子になったときは、以下の問いかけで整理しましょう。
「『これ』って何?」指示語に注意
初心者さんがよくやってしまうのが、「これ」「それ」「あれ」といった指示語を使いすぎて、読者に何を指しているのか伝わらない文章になるパターン。
一文ごとに、「これ」=「何?」と確認するクセをつけましょう。
指示語はできるだけ使わない。
「どこに出てきてたっけ?」と読み手が上向きにスクロールして調べる、ということのないように。
ここが紙媒体とウェブ媒体の大きな違いです。
「この言葉、初心者に伝わる?」専門用語を避ける
読者には、「ライティング」「ペルソナ」などの言葉は、意味が分からないことがあります。
「この言葉、初めて聞く人に通じる?」という問いかけで、説明不足や専門用語を排除しましょう。
書けない原因は「整理不足」と「焦り」
ブログが書けない原因は、「文章力」や「ネタ不足」ではありません。
書く前の思考が整理されていない状態で書き始めることこそが最大のつまずきです。
問いかけで思考をほぐし、タスクを分解してみましょう。
今日1日で公開までいけなくても、「構成ができた」「箇条書きまで終わった」なら、それは立派な前進です。
あなたの “問い” がブログを動かす
「書けない」と感じたときこそ、「どこまでできたか」を見つめ直すチャンスです。
あなたの言葉を必要としている読者は必ずいます。
焦らず、まずは今日の “問い” を1つ、自分に投げかけてみてください。
それがあなたのブログを動かす最初の一歩になります。

迷ったら いつでもご相談くださいね!