よく頂くご質問「SEOに強いWordPressテーマを教えてください」

そんな瀬戸内ことりが送る本記事では、とてもよく頂くご質問･･･

にお答えし･･･

では、どういった考え方に基づいてテーマを選べばよいのか、初心者さんが見るべきポイントをお伝えします。

そして、WordPress を愛してやまない私が本当におすすめする WordPress テーマをいくつかご紹介いたしますね。

なお、ルールに沿って開発されているテーマであれば、必要十分な SEO 対策はなされています。ですから、過度に気にする必要はありません。

それに加え、忘れてはならない重要なことがあります。

それは、大事なのは中身だということ。

たとえ「SEO に強い」とされているテーマを利用したところで、中身が伴わなければ何の意味もありません。

では、ここで１つお尋ねいたします。

WordPress テーマ選びで最も重視すべきは？

テーマ選びにおいて、まず考えるべきこと。

それは「デザイン性」でも「SEO」でもなく、「開発の継続性」です。

WordPress 本体は定期的にアップデートされていきますから、それに対応し続けてくれるテーマを選ばなければ、いずれ不具合やセキュリティリスクが生じてしまいます。

どれだけデザインが美しくても、どれだけ「SEOに強い」と言われていても、開発・メンテナンスが止まってしまったら？

あなたのウェブサイトを「実店舗」に置き換えて考えればわかります。

• クモの巣だらけ
• エアコンは故障したまま
• 壁紙はあちこち剥がれ
• ドアが壊れてカギがかからない

「SEOに強いテーマ」を探してはいけない理由

※ この記事を執筆した2025年6月7日現在の情報です。

「SEOに強い WordPress テーマ」と検索すると、ずらりと並ぶ記事。

【2025年最新】という冠のついた記事で、今では開発・メンテナンスがストップしているものが紹介されていました。

「SEO の専門家」として書かれていれば、ユーザーから見ると「信頼性に足る」記事に見えてしまう。

開発がストップしていても、公式サイトでダウンロードできるようになっていたら･･･

ユーザーは何も知らずに使ってしまうかもしれません。

そのサイトには、開発がストップしているのにダウンロードできるテーマが実際にありました。

※ 大事なことなので繰り返します。この記事を執筆した2025年6月7日現在の情報です。

安心して使える WordPress テーマ

WordPress の公式ディレクトリに登録されているテーマ (無料)

• Lightning
• Liquid
• Nishiki

※ いずれも有料プランあり

ブロックテーマ (フルサイト編集に対応)

• Arkhe (SWELL の開発者様が開発)
• X-T9 (Lightning の開発者様が開発)

※ いずれも有料プラグインによる拡張が可能

公式ディレクトリ未登録テーマ

無料テーマ

• Cocoon
• Emanon (有料プランあり)
• yStandard (拡張有料プラグインあり)

有料テーマ

• SWELL (買い切り)

テーマは “SEO” より “信頼性 (特に開発継続性)” で選ぶ

WordPress テーマを選ぶ際に大切にしてほしいのは、「SEO に強い」という言葉ではなく、開発体制です。

「長く安心して使えるかどうか」を軸に選びましょうね。