

集客ブログ構築サポーターの瀬戸内ことりです。
この記事を読めば、以下のようなことがわかります。
- メタディスクリプションの基本と仕組み
- 書かれていない場合に何が起こるのか
- ユーザーの目に留まりやすい書き方のコツ
- よくある NG パターンと注意すべき点
- 各ブログサービスでの対応状況
メタディスクリプションとは何か?
メタディスクリプションとは、検索結果に表示される記事の説明文です。
WordPress でいえば「抜粋」欄に入力する内容がこれに当たります。
HTML で次のように記述される部分です。
<meta name="description" content="ここに表示される文章が抜粋文です。">
検索ユーザーは、検索結果の「タイトル」と「説明文」を見て読むかどうかを決めています。
つまり、メタディスクリプションは記事の顔なのです。
なぜ重要なのか?
SEO 観点でいえば、メタディスクリプションは直接的な順位決定要因ではありません。
Google の検索担当者 John Mueller 氏も
“So the meta description is primarily used as a snippet in the search results page. And that’s not something that we would use for ranking.”
— John Mueller, Google[訳] メタディスクリプションは検索結果のスニペット用であり、ランキングには使わない。
と明言しています。
ただし、クリック率 (CTR) には直結する要素です。
どんなに上位表示されていても、説明文が味気なければスルーされてしまう可能性が高まります。
逆に言えば、同じ順位でもクリック率を上げることができる数少ない工夫ポイントともいえます。
メタディスクリプションを設定しないとどうなる?
WordPress で抜粋文 (meta description タグ) を設定していない場合、Google は本文の一部を自動抽出して表示します。
その表示は必ずしも適切とは限りません。
例えば、
2026/6/12
などの投稿日が目立って出てくる[toc]
や[voice]
などのショートコードがむき出しに- 冒頭のあいさつ文や汎用的な表現ばかりで内容が伝わらない
というような、雑然とした印象になってしまうケースが多いのです。
検索結果でそういった記事を見ると「惜しいなぁ」と感じます。
どんなに素晴らしいコンテンツでも、見た目で損をすることがあります。これは本当にもったいない。
メタディスクリプションの書き方:クリックされるコツ
効果的なメタディスクリプションを書くためには、読者の「検索意図」を汲み取ることが何より大切です。
ポイントは以下の3つ。
- 誰向けの記事かを明確にする
- どんな情報が得られるのかを具体的に伝える
- 安心感や信頼感をかもす自然な文体にする
文字数は、パソコンで全角78文字まで、私のスマホでは全角35文字まで表示されています (2025年6月12日現在) 。
それ以上は省略され、「....」と表示されます。

なお、この記事の抜粋文 (メタディスクリプション) は以下のように設定してます!
検索結果に表示される抜粋(メタディスクリプション)は記事の印象を左右します。本記事では、効果的な書き方とNG例をブログ初心者にもわかりやすく解説します。(全角74文字)
よくあるNG例と注意点
以下のようなパターンは避けるべきですねー。
- あいさつから始める
文字数が限られているので、あいさつ抜きで - 長すぎる
全角300文字に挑戦 → 検索結果で切れる - キーワードの羅列
「SEO メタディスクリプション 書き方」などの詰め込み
メタディスクリプションは、“読者とのファーストコンタクト”。
信頼される文章にすることがブログ全体の価値を高めます。
主なブログサービスの対応状況
サービス名 | メタディスクリプション設定 | 備考 |
---|---|---|
WordPress | ◎ | 「抜粋」欄で設定可能 SEOプラグインでもOK |
WIX | ◎ | SEO設定画面で記事ごとにカスタマイズ可能 |
STUDIO | ◎ | ページ単位でdescriptionタグを編集可能 |
アメブロ | △ (制限あり) | 自由なdescription設定は不可。表示は自動抽出 |
note | ✕ | メタディスクリプションは編集不可。表示は完全自動化 |
こうした違いを知っておくと、サービス選びの際にも視野が広がります。
神は細部に宿る。信頼されるブログ作りへ
メタディスクリプションの設定は、地味で小さな作業かもしれません。
でも、ここは読者の印象を大きく左右する大切な場所。1記事ずつ対応ていきたいですね。
表示の整ったブログは「丁寧に作られている」「この人は信用できそう」といった好印象を与えます。
つまり、文章の外側にある “整え方” もまた、信頼をつくるコンテンツの一部なのです。
見えない気配りが信頼を生む
- メタディスクリプションは検索結果の顔
- 設定しないと、意図しない情報が目立ってしまう
- SEO スコアには反映されないが、クリック率には強く影響する
- 丁寧な表示こそ信頼を積み重ねる第一歩
- ブログサービスごとに設定の可否が異なるため注意が必要
派手な戦略ではありませんが、だからこそ差がつくポイント。
ひとつひとつを丁寧に積み重ねていくことが、ブログで信頼を得る近道です。

迷ったらいつでもご相談くださいね!