ことり

この記事は以下のような内容でお届けします。

  • 「案内不足」がストレスや機会損失につながる理由
  • ユーザーが不安に感じる “案内されない” 時間のリアル
  • 整えるべき案内と項目
  • ことり式「伝わる案内」の実践例

「予約してるから安心」ではない現実

時間どおりに来ても待たされるとモヤモヤ

11時で予約してあったのに、予約日前日になって「問診があるので予約時間の10分前に到着してください」と案内がある。

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だったら11:10~で予約するんだったのに。

予約時間ぴったりに来たのに、なぜか待たされる。

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10分前までに来いって言うから都合つけて来たのに。

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こっちには時間を守れって言うのに、そっちは平気で待たせる。一体どういう了見なのか。

病院にありがちですよね・・・。

そして、来院してから50分も経過したのに、まだ問診しか終わってない ――。

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何時間で終わるのか、まったく終わりが見えない。

予定が立たない。

聞くのも気が引ける。

でも黙っていたらどこまでも長引くかも・・・。

そんな不安がじわじわと募り、次第に「不安」が「不満」に。

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そして “イライラ” を募らせる結果に

こんな経験、したことありませんか?

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残念すぎる・・・。

サービスの内容がどれだけ素晴らしくても、今後の流れや時間について不案内だと、「不安」→「不満」→「期待値のハードル爆上がりの流れを生んでしまいます。

お客様が知りたい “案内”

こんな情報、ちゃんと書かれていますか?

例えば、初めて来店する人が知りたいのは、以下のようなこと。

  • 所要時間の目安
  • 待ち時間が発生する可能性
  • 混雑する曜日・時間帯
    ⇒ 平日と休日、午前と午後と夜では違うのか、いつ予約を入れたら待ち時間が少ないのか
  • スタッフの性別・担当者の紹介
    ⇒ 異性なのか同性なのか、この人は事務員さんなのか看護師なのか医師なのか
  • カウンセリングの流れ
    ⇒ この後なにが行われるのか、自分が準備すべきことはあるのか
  • 来店から退出までの動線・工程

案内ページや事前のメールやLINEに これらが明記されているかどうかで、安心感・信頼度は大きく変わります。

“伝えない” は “選ばれない” 理由になり得る

「問診があるので10分前にお越しください」とだけ書いてあると、「じゃあ予約って何のため?」「最初から10分後を指定すべきでは?」と感じる人も。

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少なくとも私はそう感じましたね。

こうした “矛盾” や “ズレ”、“おかしいな” と感じるポイントがあると、お客様は申し込む前から違和感を感じて離脱してしまいます。

「後で伝える」「聞かれたら答える」ではダメなのです。

不安の多くは “説明不足” から。不満は “先行きの不透明さ” から。

丁寧に書くだけで、お客様の気持ちは整う

お客様は

セッションまでに何を準備しておけばいいの?

この列の最後に並べばいいの?

と、さまざまな疑問や不安を感じています。

先行き不明な時間が長くなるほど、不安になり、それは次第に「不満」に変わっていきます。

不満を抱えた状態で始まったサービスでは、「想像を超える体験だった!」と思ってもらうハードルが ものすごく高くなってしまうのです。

ことり式:案内整備の実例紹介

私がウェブサイトを制作させていただく際は、以下のような工夫をしています。

  • お問い合わせページに「メール不達時は公式 LINE または SNS の DM からご連絡いただけますと幸いです。」と明記
  • 「無料相談の流れ」「お申し込み後の流れ」をページに組み込む
  • アクセス案内では Google マップと実際の動線を見ながら、「黄色い看板と自販機のある角を左折」など、初来訪でも迷わない具体案内を掲載

例えばアクセスページでは、

まるでうちへ来たことあるみたいに詳しい!

と驚かれるほど丁寧なアクセスページになり、

ここまでしてもらえるなんて!

とお客様の感動につながっています。

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実際のページをぜひご覧ください!

予約動線の「その先」にある案内設計を

機会損失は「案内不足」が生む

サービスの質や接客が整えられていても、「申し込みページがあいまい」「当日の流れが見えない」といったことがあると、予約前の段階で離脱されてしまうことがあります。

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とても もったいないですよね。

でも、逆に言えば、「伝え方」を整えるだけで選ばれやすくなるということでもあります。

あなたのサービス、こんな状態になっていませんか?

  • 「問い合わせをしたのに返信がない」とクレームを受けたことがある
  • 「そんなサービスもあったんですね!」と言われたことがある (私です。笑)
  • 予約は埋まるのにリピート率が上がらない

もし上記に当てはまるなら、案内文、予約後のフォロー、お申し込み後の流れの説明などを見直してみましょう。

「信頼の第一歩」は伝えることから始まる

ユーザーは、時に「価格」よりも「安心できるかどうか」でサービスを選びます。

その安心は、細かな案内や時間の見える化、事前説明で構築されていきます。

まずは、あなたの案内文・動線ページ・予約確認メールなどを見直してみてください。

「不案内」な部分が機会損失を生んでいるかもしれません。

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せっかくの素敵なサービスも “伝え方” ひとつで台無しに。信頼を築く案内整備、今すぐ始めましょう!

重要だってことはわかってるけど、具体的に何をどうすれば・・・?!

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そんなときは、ぜひご相談ください!