「特化ブログ」とは？初心者さんは「雑記化」に注意すべし

• ブログの方向性が定まらず、迷子になっている
• アクセスはあるが、申し込みや問い合わせにつながらない
• 誰に向けて何を書けばいいか分からない
• 気づけば日記やつぶやきのような投稿ばかりになっている
• 「ブログが集客につながる」と聞いたけど、その意味が曖昧だと感じている

「特化ブログ」と「雑記ブログ」の違い

「特化ブログ」って何だろう？

「特化ブログ」とは、ある特定のテーマに絞って情報発信をするスタイルです。

例えば「美容鍼灸専門ブログ」や「40代女性の転職支援ブログ」など、誰に向けて何を届けるかが明確に定まっています。

読者が「これは自分に必要な情報だ」と瞬時に判断できるため、専門性や信頼性を感じてもらいやすくなります。

「雑記ブログ」って何だろう？

「雑記ブログ」は、テーマを限定せず、日常の出来事や思いついたことを自由に書くブログです。

例えば「旅」「家電」「育児」「資格試験」など、ジャンルがバラバラになりやすく、アクセス数を稼ぐためにトレンド (芸能ゴシップや新発売のコンビニ限定スイーツなど) を追うことも多くあります。

事業者ブログに雑記スタイルが向かない理由

事業者がブログを運営する目的は、「アクセスを稼ぐこと」ではなく、商品やサービスに関心を持つ見込み客と出会うことです。

雑記スタイルでテーマが散らかると、訪れた読者に「この人は何の専門家？」と迷わせてしまいます。また、同じ理由で Google からの評価も下がります。

なぜ事業者ブログは「特化型」でなければならないのか

雑記はブロガーや趣味層向けの手法

雑記ブログは、広告収益を得たい人向けの手法です。

ターゲットを絞らず、とにかくアクセス数を増やすのが目的だからです。

ですが、あなたが届けたいのはサービスの価値。読者が「自分に必要」と思えるブログには一貫性が必要です。

動線がぼやけ、申し込みにつながらない

サービスへの動線があっても、誰に向けたものかが伝わらなければ反応されません。

テーマがバラバラでは、信頼性や専門性、権威性、動線の力が弱まってしまいます。

Google の評価もユーザーの信頼も得られない理由

Google は「E-E-A-T (経験・専門性・権威性・信頼性)」という４つの評価基準を重視しています。

「雑記ブログ」は内容が分散して評価されにくく、他方、「特化ブログ」は経験＋専門性の両輪が活かされ、Google からも高く評価されやすくなります。

雑記化してしまう初心者にありがちな３つのパターン

１．何でも「日記風」にしてしまう

「今日は友達とランチしてきた」など、日常の共有は親しみがありますが、読者にとって価値がなければ、ただのつぶやきです。

体験談は「誰かの役に立つ」を意識しましょう。

２．ネタがないからジャンルを拡げてしまう

「書くことがないから･･･」とジャンルを広げると、専門性が失われてしまいます。

結果的に、誰にも刺さらないブログになります。

３．SEO のために「取りあえず書く」習慣

更新頻度ばかりを意識して内容が薄くなってしまうのも危険です。

読者の検索意図に応える「質」と「一貫性」が SEO では重要です。

特化ブログの立て直しポイント

「誰の」「どんな悩みを」「何をもって解決するか」の再整理

迷ったときは、以下の３点を明確にしましょう。

• 誰に届けたいのか (ターゲット)
• どんな悩みを解決したいのか (課題)
• どうやって解決するのか (強み・サービス)

「書きたいことベース」→「読者が知りたいことベース」へ

「自分が書きたいこと」よりも「読者が知りたいこと」に切り替えることで、自然と読まれるブログになります。

書きやすさではなく「伝わりやすさ」で考える

「書くのがラク」よりも「読者にどう伝わるか」を大事に。

動線や構成、視点の順番など、伝えるための工夫が信頼に変わります。

特化ブログは信頼・動線・集客の土台になる

雑記ブログには自由さがありますが、ビジネスを育てるには「特化」が必要不可欠です。

特化ブログは、見込み客に「この人なら信頼できそう」と思ってもらうための “土台” です。

迷ったら、まず、「誰に向けて」「何を届けたいのか」を見直してみてください。

あなたの経験やサービスを必要としている人が必ずいます。

ブログの方向性を見直したいとお考えの方へ

• 自分のブログ、雑記化してるかも･･･
• テーマを決めたつもりだけど、どうもうまく書けない･･･

そんな方は、ことり式の特化ブログ設計サポートもご検討ください。

あなたの “強み” と “読者ニーズ” を再整理し、信頼されるブログへ一緒に整えていきましょう。